春風放送局。

私、春風ちさとの赴くままに書き綴るブログです。ラジヲ見たいな感覚で読んでいただけたら幸いです。クソ短編小説、「髭と眼鏡と珈琲と。」連載中です。

髭と眼鏡と珈琲と。その8「杏仁豆腐は暗い。」

春風「珈琲Georgiaエメラルドマウンテンなら飲めるようになったで。」


カボス「けどそれ中々甘いだろ。」


春風「このぐらいが丁度いいの。」

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春風「さてと。だ。」


カボス「なんかあなたの受験が面白い事なってるって聞いたけど。」


春風「そう。ほんとに。」


カボス「何があったの?」


春風「まぁ…簡単に言えば逆恨み。」


カボス「何したの?w」


春風「何もしてない。」

「杏仁豆腐(仮名)さんが私が行く学校が同じだったんだけど親が反対するからやめて就職したのよ。」


カボス「あぁ…あれか【なんで私が行けないであんたが行けるのよ!】ってやつか?」


春風「そう。それ。【親にも反対されんでさぁ!!!】って奴。」


カボス「あれ?けど春風、親…。」


春風「俺は親を説得したよ!?」


カボス「だよね。」


春風「まぁグドグドグチグチ言うのよ。」


カボス「精神的なもの大丈夫?」


春風「半壊。」


カボス「oh......」


春風「その後よ!ちょっと前にお祭系のイベントがあったのよ。んで杏仁豆腐(仮名)さんに会ったのよ。なんっったと思う!?」


カボス「さぁ…。【なんで来たん?】とか。」


春風「それも言われたけどもっと酷いよ!?フッツーに談笑したのよ!?」


カボス「それは良いのでは…違うな。
お前の事だ。
どうせ「お前、散々俺に言っててこれか!?」とか思ったんでしょ?」


春風「大正解☆」


カボス「だよな…。」


春風「ちょっとこれホント俺の名言。後世に残すレベル。

「心に無いこと」言うやつは所詮言ったことをすぐ忘れる。どうせ「心が無い」からね。
だから気にしなくて大丈夫です。」

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エンディングトーク

春風「さてエンディング。」


カボス「何を話す?」


春風「んじゃ。受験を受ける上での心構えてかな。」


カボス「んじゃ…受験生の皆さん、
このご時世なので体調に気をつけて下さい。
1日1杯の珈琲は健康に良いらしいよ。」

「んじゃ、春風。」


春風「受験は自分との戦い…ではありません。
受験生の皆様、受験は自分との戦いとは思わないで下さい。

自分との戦い。
力が弱い者はすぐにそういうことを言い出す。
いわゆる敵には勝ち目がないからいくらでも融通の利く自分との戦いを始めてしまう。
でもそれは大いなる欺瞞(ぎまん)だ、絶対にやってはいけないことなんだ。
自分は味方だよ。
信頼すべき己を敵としてしまったときこそ、人は真の敗北者になってしまうのさ。

私の好きなキャラ、安心院なじみの言葉だよ。」


カボス「いい事言うなぁと思ったらやっぱり引用か。」


春風「実際そうだしね。西尾維新の言葉のセンスが好きなのよね…。」


カボス「お前もそのぐらい言葉のセンスを磨け。」


春風「うっ…。」

その8「杏仁豆腐は暗い」-終-